【スポーツ】027-福原愛さん引退表明 理由はくしくも「若手の成長」だった

他人事には思えない、卓球の福原愛さんが引退した。

何年にも渡って日本卓球界を牽引してきた選手だ。

引退の要因は、くしくも自身の背中を追ってきた若手の成長だった。

石川佳純（全農）を筆頭に伊藤美誠（スターツ）、平野美宇（日本生命）ら若手が台頭。その活躍はネットなどで常にチェックしていたという。

結婚し、出産を経て、現役復帰を模索した時、２０２０年東京五輪を考えると、自分の役割を終えたことを認識した。

「私が選手として卓球界を盛り上げなくていいと思えた」と話した。

その活躍はネットなどで常にチェックしていたという。

私はこれを聞いた瞬間、自分に置き換えた。

福原愛さんのような多大な実績はないけれど、日本代表として私も１０年間牽引した。

しかしここ数年、若手の台頭が進んでいる。

私も引退を考えたことは何度もある。

実際７月の岡山の予選会の初戦の時、これで負けたら引き時かと考えていた。

たぶんだいたいのアスリートが感じる

「やり切った」とか「糸が切れた」とかの感覚。

私もそう遠くはないだろう。

「愛される選手」「憧れる選手」で居たいと思う。

福原愛さん、選手生活お疲れ様でした。

たくさんの夢・勇気をいただきありがとうございました！