- ボッチャ
【人生観】119-加藤啓太の復活ストーリー~いよいよこの時が来た~
「加藤啓太の時代は終わった」とか「加藤啓太は這い上がれない」とささやかれたと思う。
自分自身、ここまで戻ってきたのも不思議なぐらいどん底にいた。「引退」という選択もあった。
でも、もう一度日本代表に復活したいという思いは消えなかった。
明日から日本選手権の場所、福島に向かう。
昨年は本大会にすら出られずにいた。それに比べたら幸せだな。
この3年間、思うような結果が出なかった。何度も泣いた。
この3年間という時間は決して「無駄」ではなかった。
きっとあのまま勝ち続けていたら「人間力」の成長ができなかったと思う。
「自分はトップに居続けられるだろう」と心のどこかで思っていたのかもしれない。
ベスト8から落ちた時、何が起きたかわかろうとしなかった。
誰かのせいにして「自分は強い、たまたま負けただけだ」と思っていた。
そんな姿勢では勝てないよね。うん。
そこに気付けたのは昨年末?なんか認められない自分もいて辛かった。そして、何より感謝が足りなさ過ぎた。
「ありがとう」の大切さに気付いた。
もうやれることはすべてやった。
あとは練習通り本番でやれば結果は自ずと付いてくると自信を持って言える。
ここまで一緒に練習してくれた競技アシスタントに「金メダル」と「海外遠征」をプレゼントするのだ。
金メダルは1球の積み重ねだ。
地元・愛知で数え切れないほどの応援してくれる人たちに結果で恩返しする。
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