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【KEIステーションありか】006-KEIステーションありかでやっていること

今回は、KEIステーションありかがやっていることを紹介します。

KEIステーションありかでは、利用者さん・スタッフさんに年間目標や
月間目標を設定してもらいます。そして毎日の目標を朝の会でひとりずつ
発表、帰りの会で振り返りも発表します。でも否定的な振り返りはしない
ようにと伝えています。なぜなら人は他人と比べて、自分ができていない
ところを見つけることが大好きな生き物で自分の良いところを見つけ、人
に伝えることが苦手です。自分の良いところを100個以上見つけられる人
になったら「自信」が付き社会でやっていけるようになると思います。

障害者の多くは「自分は障害者だから大変、何もできない」とか「障害者
のことわかってくれない」とよく聞きます。でも最初からあきらめている
のではないでしょうか?努力をしてできないのと、努力もせずにすぐあき
らめるのとでは、全く意味合いが違ってきます。精神論で言うなという意
見もあると思いますし、障害者の人にそこまで無理させる必要があるか?
と思われるかもしれません。でもね、強制して「やれ!」とは言っていま
せん。お金を稼ぎたかったり仕事をしたかったりなどの思いがあるのなら
勉強していこうねとお伝えしています。

KEIステーションありかでは、障害があるから仕方ないねということは
せず、ひとりの”人”としてどうあるべきなのかを伝え『自信』を付けてい
くことを目標にしています。その上で「僕は施設に行きたい!」という選
択も良いし「「私はイケメンのダーリンと結婚する!」という選択も良い
です。

最も大事なのは、選択肢を増やし自分で考え『決める』ということです。
障害者が自立する上で最も重要なキーワードになります。

例えば3つの選択の中から1つを選んでという方法でならできる人は多い
です。これだとひとり暮らし・仕事をした時に選択肢がなくても自分で選
んで決められないと困りますよね。その時のために今から自分で考えて選
び、自分で決めることを「習慣」にできるようになってもらいます。

だから毎日利用者さんにやることを決めるようにしています。
KEIステーションありかではこういうことを大事にして日々過ごしています。
時間はかかりますが、ひとりの人として社会に・・・という思いでやっていきます。

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