加藤啓太オフィシャルサイト

BLOG ブログ

  • KEIステーションありか

【KEIステーションありか】008-自分で選ぶこと、自分で決めることの大切さを重視!

全員ではないけれど障害がある人の大半が”自分で選ぶ”こと、”自分で決める”ことが
難しいです。「できない」ということではなく彼ら彼女の人生で「選んで良い」とい
う経験をしてきていないのです。これが良いとか悪いとかの問題でなく、自分で決め
流ということを日常生活からスモールステップで良いからやることが非常に大切です。
KEIステーションありかでたとえるなら、毎日朝の会で今日のやること・目標を発
表する場面で自分の意思を伝えるところからスタートさせるのです。

1日目・2日目、言えなかった人も3日目で言えるようになるのです。言ったことに
対して「それは違うよ!」とか「もっと真面目なことを言ってください!」とスタッ
フは絶対言いません。その理由として、まず自分の意思を伝えられた「行動」自体が
成長した証です。だからそれを認めて、見守ります。これは障害がない人も同じです。
障害がない人は、できて当たり前という考え方では今の時代に合わないのです。

ただ残念ながら障害がある人よりそういう経験は多いです。

しかし苦手な人も当然います。そういう人たちもいて当然です。
せっかくKEIステーションありかと出会っていただいた利用者さん・スタッフのみな
さんに1ミリでも前に進めたなぁと思える空間になればと思って、いつも思っています。
けれどこれを押し付けることはしていません。この微妙なところが1番難しいと感じて
おります。利用者さんの多くは「自分にはできない、無理!」と思っています。でもね
今までやらせてもらっていなかっただけで大抵のことは失敗もするけれど成功できます!

KEIステーションは、障害がある人の可能性を広げていきます!



コメントを残す

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。