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【ブログ】120-西日本予選会1日目~これぞ加藤啓太らしいドラマティックなゲーム~
負けられない戦いがある。
いよいよ今日から第20回日本ボッチャ選手権西日本予選会が始まりました。
3人の予選リーグでリーグ1位が明日のトーナメントに進めるのだ。
ある意味、負けたら終わりです。
初戦。第2エンド終了時点で4-0の大量ビハインド。吐き気がした。
「時間を戻して!」と幾度と思ったことか。でも気落ちすることなく冷静に構えることができた。
3エンド目で1点取れば何とかなると思った。
相手は4点リードになって、絶対「隙」ができると考えていた。そこで集中して攻め切ろうと切り替えた。
最悪、同点でタイブレークに持ち込むことができれば勝機が生み出せるなと思っていた。
第3エンド、最後のボールで1点を取った。これで3点差。
そこで僕は「行ける!勝てる!大丈夫!」と競技アシスタントに言った。
それは自信があったからだ。
競技アシスタントはそれまで少しミスして気落ちしてたのがわかったから声をかけたのと絶対勝つんだと信じた。
1%の可能性がある限り、あきらめない!
そして第4エンド。
相手が6球すべて投げ切り、その時点で1-0。
私は残りあと3球。
1球はコース空けようと強いボールで行って成功。
残り2球を寄せれば同点。寄せなければ負け。絶体絶命。
めっちゃ鳥肌立つ場面。
沈着冷静に攻め切った。
3点目が微妙で計測。
計測中、祈った。見事3点。タイブレーク。
めっちゃドラマティックなボッチャ。
タイブレークの前、応援してくれる人たちのこと、競技アシスタントとここまで来れたことに「ありがとう」と感謝した。
ついにタイブレーク。初球、嫌なところに置けた。しかしこのまま終わるわけがない。
案の定弾いて完璧に寄せられた。すぐさま弾き返し、完璧に寄せた。
これでもう相手は攻める所がなくなり、勝利。
久しぶりの雄叫び!
試合の途中まで、負けた時のブログ記事の内容も考えていた。
でも今日、なんか負ける気がしなかった。
「今日の啓太君、ものすごく落ち着いていた。私がミスをしても『大丈夫、勝てる!』と言い続けてくれて救われたよ」
と競技アシスタントに言われた。競技アシスタント、ありがとう!
父にも「久しぶりに啓太らしい粘りが出てきた。途中まで99%負けると思っていた。よくやった」と言っていた。
喜びはここまで。
明日の試合に向けて、どう勝つか。それだけだ。
油断は禁物。挑戦者だ。
これまでやってきたことを出し切るだけだ。
結果は後から付いてくる。1%の可能性がある限り、あきらめない!
応援してくれている人たちがいるから勝てました☆
本当にありがとうございます。
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