- ボッチャ
【ボッチャ】143-2008年の北京パラリンピックなんて見たくなかった・・・。
13年経った今だからこそ話せること。
当時は本当に悔しくて心から日本代表チームが北京パラリンピックに出ているのを喜べなかった。
開会式を見ていたけど、悔しさと羨ましさが入り混じり複雑な心境だった。
絶対ロンドン行ってやるー!と決めた。
北京パラリンピックで活躍している仲間を見ながら「次は俺の番!」って言い聞かせた。
前にも載せたが、こうやって未来の自分へ手紙を綴っていた。
やはり今の気持ちは、もう一度「完全復活!」する!!
今なお、戦う闘志は持ち続けている。
A LETTERTHE FUTURE(未来への手紙)という言葉は
北京パラリンピックの閉会式の挨拶の中で言っていた言葉である。特に印象に残った言葉。
僕は今日、4年後の自分へ手紙を書きたいと思う。
4年後の自分へ
北京パラリンピックから4年、あなたにとって楽しかったですか?
今は25歳ですね?目標は叶えられましたか?
今年は待ちに待ったロンドンパラリンピックがある年ですね。
BC3の初の日本代表としてロンドンのコートに立てますか?
アジア地域の強豪国に勝てましたか?
2007年のカナダ・バンクーバーでの「負け」の悔しさを
晴らすことはできましたか?
国際大会で加藤啓太の雄叫びを連発できましたか?
国内外で何個メダルを獲りましたか?ロンドンで笑い大臣の任務は果たせますか?
あなたは、バカみたいにいつも笑っていないと加藤啓太ではない。
家族に後援会にも感謝していますか?「ありがとう」という気持ちを忘れませんでしたか?
スポンサーとして企業が応援してくれるようになりましたか?
この4年間を一言で表すと何ですか?
2008年9月18日 加藤啓太
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