【人生観】259-加藤啓太がお仕事をしている理由〜稼ぐことの意味〜

僕が稼ごうと思ったきっかけは、昔付き合っていた人といざ結婚の話が出た時（当時：大学４年生）
就職が決まらず、この先どうしようと思ったことでした。付き合っていた人は愛知県外の人でした。
「いいよ、こっちに来てくれれば私が働けば生活していけるでしょ！」と言われました。
まぁそうだけど、やっぱり「自分で稼ぎたい！」と思いました。

就職活動４０社落ち、
無職になりました。

でも同じゼミの青木紗耶（現：ＫＥＩの職員）が就職先の内定が決まり
「紗耶が決まってなんで俺だけ決まらないの・・・悔しい」という思い
になりました。

「なんで俺だけ・・・」
という気持ちを抑えられなくなっていた時期もありました。そういう辛さから逃げようと
思い、タバコも吸い始めてしまいました。（今は辞めましたが）

「これからどうしよう・・・」

「大学を出て無職はイヤ！」

「大学まで行ってデイサービスに通うのはイヤ！」

「名古屋から出たくない・・・」

と思いました。

そのお付き合いしていた人とは別れて「自分で稼げる男性になる！」と決めました。
どうお仕事をやればお金が稼げるんだろうと考えた結果、自分の障害を「最大の武器」に
すれば起業できる！と気付きました。重度障害者の自立を応援するヘルパーステーションを
経営しようと思いました。自分が利用すればヘルパーステーションは倒産しないということ
もわかっていました。

だから、
起業したのです！

あと、「絶対ＢＣ３クラスの初のパラリンピック選手になる！」と決めていて、無理に
就職して競技に支障が出てもイヤだったのでそれなら「自分で雇用してボッチャがやれる
環境を作ろう！そして同時にボッチャの選手も輩出しよう！」と決意したのです。

そこから１１年が経とうとしています。まだまだやり続けています。
やり続ける理由がそこにはあります。

障害があろうとなかろうと生まれてきたからには、人生を謳歌してもらいたいです。
”「Own Your Life」自分の人生は自分で所有する”という株式会ＫＥＩの理念があります。
自分で決めたことならばどんなことが起きても”逃げない”し”、納得ができる”と思うのです。
これには障害の有無は関係ありません。

みんな、人です。

みんな、地球上の家族です。

みんな、地球上の仲間です。

だからみんなで人生を謳歌していこう。

そういうことを実現し続けて行くために株式会社ＫＥＩはあります。